長かったマイクロとの旅も、この日が最後。
おれが東京に戻る日の朝がやってきた。
マイクの奥さん、キャスが、
「これ、おみやげ。とてもいい絵本なのよ。
あなたのコドモに読んであげて。」
おおお。。。キャス。。。まぢすかあざっす。。。
じゃーねー!マチルダ!
また逢う日まで!(^^)
マイクはおれのためにFXRをどこからか借りてきてくださって、
最終日の朝、マイクと、あと、お友達のヒトと3人で
走りに行くことに。
ハイウェイをしばらく走って、
峠道を攻めに。
つーかマイクが速いんだなこれがまた!
付いていくのがやっとw。
かなり乗り慣れてるあのチョッパーに。
フィッツロイスタイルのあのチョッパーに。
マイクはハードコアなバイカーなんだよね。
しかし、走ってるところ、全部、山火事の跡。
ものすごい広い面積が焼け野原になってた。
あとでマイクに聞いたら、
「火の速さは時速300キロ。
たくさんのヒトが死んだ。」
マイクのお友達、グレン。
山火事でものすげえ美人なムスメさん、ふたり亡くしたそうな。
あとツインカム丸ごと一台、溶けてなくなったらしい。
身長2mオーバーなくせに、マイクロw。
ジョッキーシフトで、路上アートみたいなフィッツロイのチョッパーくせえ。
フィッツロイに戻ってきた。
もう、おれの旅の終わりがすぐそこ、ってこと。
けっきょくおれは、マイクと世界8都市をこのファニーバイクで回った。
いまこのとき付けてたS&MのSLAM BARはババチの24に、
フロントホイールはパピザー先輩、リアホイールは上田兄のピストについてる。
ボッロボロだったおれのサドルの変わりに、
マイクがくれたのがこの高級サドル!
最後までほんとありがとう。
NOWHERE I'D RATHER BE...
ほんといい旅だった。
まだ逢ったこともないマイクロに、「いっしょにワールドツアーに行かないか?」
と誘われてから3週間弱、いっしょに旅してた。
いろんな連中に会ったなあ!
ケルンの学生さんたちとメッセンジャー、
ブダペストのブッパさんとメッセンジャー、
スロベニアではミケと3人で巨大ダムの中を走って、
ニューヨークではカリスマブロガーのBIKE SNOBといっしょに
ブルックリンの廃飛行場に行ったり。
ポートランドではアダムたちBMXライダーとぶりぶりになって夜まで遊んで、
スポケーンでは300人ぐらいでクリティカルマスした。
リオデジャネイロではチャリでキリスト像まで登って、
真っ暗闇の中、ヒーハーッ叫びながらダウンヒルして麓まで降りてきて、
メルボルンでは死ぬほどきつかったブッシュライドを経験した。
こんな旅に、こんなどこのだれかもわからん、東京に住んでるおれごときを
誘ってくれたマイク、
そして、「あんた!そんないいことこの先の人生であるかわからんから
行ってきなさい!つーか行け。」
といって、ヒキコモリのおれのケツをひっぱたいてこの旅に出させてくれた
うちの奥さんアンドザマイファミリーに感謝感謝なのでございました。
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