BAKUSO-DENSETSU

 

さっき五代目ウッチーがナオシくんとこ行く途中に

わざわざCPWに寄ってくれたときに

こんな写真集をみしてくれた。

爆走伝説　～昭和という時代を駆け抜けた青春～

中二病をこじらせたままおっさんになったおれには

かなり興味深いこの写真集は。

 

本を開けた最初に見開きページがこれ！

共同通信社のプレスライダー！

プレスってもっとヲタっぽいイメージだったんだけど、

バリバリ不良やん！

「晴海通りと２４６はひのき舞台」って書いてあるけど、

メッセンジャーをやってたおれもなんとなくわかる。

むかしはどうだったかしらんけど、

新橋には電通があったり日本テレビがあったりして、

番組制作会社のスタジオとか編集室みたいなのが

青山とか赤坂あたりに多くて、

夕方のニュースに間に合わせようと超特急で

変臭いや編集されたビデオテープを大急ぎでテレビ局の編集室まで届けたり

毎日してた。ピストで。

むかしAV蔵が関東連合にボコられた時も

次の日の朝、AV蔵のおとうさんちに行ってそこからビデオテープを

超大急ぎでテレ朝まで運んだことあるな。ピストで。
晴海通りも青山通りも日比谷通りもロッポンギ通りも、
毎日よく走ったなあ。ピストで。

いやーしかしこの共同通信社のプレスライダーの写真は

ものすごいいい写真だなあ。

この年代をまったく知らないおれごときにまで痛いほど伝わってくる。

音まで聞こえそうな。こーゆー写真がほんとスキ。

気取った写真はあまり興味がないおれは、やっぱ報道写真が一番刺さる。

おれは暴走族がダイスキ。

へんなおっさんと思われるかもしれないけど。

暴走族の抗争とか、どこどこの伝説のだれだれ、とか

そーゆーのはあんまり対して興味ないんだけど、

自分たちのやりたいようにやる姿勢がときには法律すらも超越しちゃう、

そーゆー暴力的で破滅的な彼等の自由に

憧れを抱いてしまう。

仲間さえよければそれでいい、仲間以外ぶっちゃけどうなっちまおうがあんま関係ない、

っていう思考回路を持つおれは

どこかシンパシーを感じてしまう昭和の暴走族。

わしがこの写真集を見てる間、じぶんのスケボーにうちのショップステッカーを

ボムってるうっちー。

ありがとねこんないい写真集みしてくれて！

おれたちもおれたちの時代をこれから築いていけるように

これからも遊びまくろうそうしようw（＾＾）