先日遊びに来てくれたミナトくんのお友達の明日香ちゃんに
「CPWはいつごろからやられてるんですか?」
って聞かれて、
「この店になったのは今年の1月からなんですけど。」
って言ったっけ、
「えー!ほんとですかー!すごい負陰気だからもっとやってるのかとオモタ!
老舗みたい!」
って言われたw(^^)
ひさしぶりにおれ、すげー喜んだw(^^)
オープン当時。
たしか、オープン2日前。
まだ、どことなく清潔感が漂ってる。
自転車についてはおれ、ほんと、特殊な技術や知識などなく、
コドモ用自転車程度のメンテやら修理ぐらいしかできないので、
20吋やピットバイクの中古車両なんぞを仕入れてきては
ひとりであーでもねーこーでもねーっていいながら
自分がコドモのころからスキだったタフホイールをぶっこみながら
作ってた。
「できることしかやらない。」
おれの座右の銘w。
店を始めたとき、トラックフレームがほしくて何本かゲットしたんですが、
その中の一本、ビンテージ競輪フレームのナショナルがもうかっこよすぎて、
やべえ、これ、自分のにしようw(^^)
っつうことで、おれごとき初めての競輪ピストを手に入れた。
いままで使ってた前後ホイールにクランクなんぞを
ダイスケやヤマモテシ、九十九サイクル様なんぞに手伝っていただきながら
完成させたのがこれ。
当時まだメッセンジャーのバイトをやっていたおれごときは、
仕事以外のときは、時間やスピードなんかに気にせず、
ゆったり、気の向くままのペースでラクに走りたいと思ってた。
もともと腰痛持ちで、首と肩もスケボーのケガのせいでガタピシしてたから
ケツが前後ある程度自由に動かせて、前傾姿勢じゃないポジションにしたかったから
自然とこうなった。
2007年のピストブームに始まり、3.11の震災以降の自転車の需要も急激に伸び、
ありとあらゆるジャンルの自転車が都内を走るようになった。
シナ製のママチャリが新車で1万ちょいで買えちゃうような時代に
果たしておれが作るような自転車に需要があるのか。
ほんと不安だったなあ。いまも不安。
まわりを見渡せば、以前からずっとコアに自分らの路線を貫いてる
ショップが山ほどある。
ビンテージBMXやシュウィンならスクリーミンさん、
ストリート系オールドスクールBMXならミンナノさん、
そして、ピストならギークガレージ。。。
うん。ボキ敵わないw(^^)
もともとスケートショップなわけだから、そういった先輩たちと
商売で張り合おうなんていう気は毛頭なかったんですが、
スケボーのみを扱っていたらそれこそやっていけん。
じゃ、ダレもやってないことをしようw。
つーか、それしかねえ。
そこで消去法として残ってたものが
「コドモ用」「国産」「旧車」
どれもがおれの幼少時代を思い返せるなつかしのモノだから
べつに違和感はなかったのだけれども、
果たしてヲトナでも乗れるんだろうか。
そして、一台、当時モノの新車の子供用チャリを見つける。
それが、この「ブリヂストン ドレミセブン」
さて、ほんとにこのコを仕入れていいものか。。。
ダレも見向きしてくれなかったら凹むな~。
でも、イメージ通りに仕上がったら、相当かっこよくなるはず。
おし。ゲットしてカスタムしようw(^^)
そして生まれたのが上の写真のドレミちゃんw。
完成した直後から、来るヒトみんな、特に女性から
「なにこの自転車!すごいかわいい!(^^)」
って大反響があった。
いまではこんな、かわいいオンナノコにかわいがられておりますw(^^)
ドレミちゃんで、当時の国産自転車のクオリティーの高さにほんとシビれたおれごときは
今度は自分用にゲットしてえ!と思い、
当時小学生だったおれごときは、トップチューブにシフトノブが付いてたり
スーパーカーヘッドライトがついてる自転車に憧れてたんだけど、
当時は親に買ってもらえなかったw。
おし。おっさんになったいまこそ、当時のもとやん少年のユメを叶えてやろう、
と思い、チェーンガードが激シヴなこのコをゲットしたのでした。
いやーしかし、前後フェンダー、セミドロップハンドルに四角いヘッドライトの
どノーマル車を見た瞬間、
いや、いまおれが乗るのにこれはないな。。。
と思い、すべて剥いだ。
そして、店にあったバナナシートやシシーバーにアップハンドルなんぞをぶっこんだら
うほw、これ、いいじゃん!チョッパーじゃん!(^^)
このスタイルは、都内じゃあんまみかけん。
他の同業者のみなさんにも迷惑かけんだろう。
キメタ!
おし。うちはこのスタイルで行こうw(^^)
そんなこんなでコツコツとやっていると、
変わってるヒトたちが来るようになったw(^^)
みなさん自分の愛車であるクルマにチャリにスケボーに
とことん愛情を注いでおられる。
安物の新車買って、いらなくなったら棄てて、またあたらしい安物買う、
とかそういう人たちではないヒトたち。
「なんかヘンなスケボー屋がヘンテコリンなチャリ造ってるぞー。」
っていうウワサがウワサを呼んでるようで
コワいもの見たさで来てくださる人たちや、
明確に、「バナナシートぶっこんじゃってください!」っていうお客様は神様まで
徐々にCPWに興味を持ってやってきてくださるようになった。
このときはまだうちの屋号の「CPW」の意味がちゃんと決まってなかった。
むかしチョッパーのパーツ屋さんをやろうと決めてたおれは
「CHOPPER PARTS WAREHOUSE」っていう名前にしたくて
その頭文字をとってCPWってしたのだけど、
一瞬で「やっぱスケボー屋にする!」っていって
名前はそのまま、ケツにSKATE SHOPってつけただけで
なんの意味もなかったのを
今回ちゃんとスケボー屋やるからちゃんと意味をつけようって思ったのが
この写真のとき、カオルくんとシンタロウくんが店に遊びに来てくれたときぐらい。
おれは、変人だと言われるし自分でもそう認めてるし、変わったヒトがスキ。
そして、うちの店のモットー、「お客様は神様」BYミナミハルオなわけで、
いろんなヘンな人たちに来ていただきたい。
おw。CRAZY PEOPLE WELCOMEジャマイカw。
これやw。
CRAZY PEOPLE WELCOME SKATE SHOPにしようw(^^)
キメタw(^^)
おれのトールバイクが目立つっつうのもあって、
そのおかげでもヒトが来てくれるようになったのがでかい。
いまうちで自転車修理全般やっつけてくれてるヤマモテシや
オープン当初からうちに来てくださってるET師匠なんか
モロにトールバイクをみかけてくれたおかげで
店の中に入ってきてくれたわけでして。
まさに福を呼んでくれたおれのロンチャリ。
ただ、目立つ、ってだけでなく、乗っていておもしろいんだなこれが。
いままで味わったことのない目線の高さで、
脚がまったくつかない状態で漕ぐ。
走るのに技術がいる。とくにおれのは。バランスが悪いクルマだから。
乗りこなす楽しさがある。乗りこなしたあとの、自分のモノになった感がでかい。
それに、こんだけ街行く人々の視線を集められることっていうのは
いままでの人生の中で一度もないw。
小学校のころの学芸会とかのレベルじゃない。
週末の夜の新宿いけばわかるけどw。
いつもひとりでロンチャリ乗ってたわけだけど、
この楽しさをぜひいろんなヒトに知ってもらいたい。
ひとりで乗るよりふたり、ふたりより三人、三人より4人で乗ったほうが
楽しいに決まってる。
でも、どうしよう。おれは作れない。
おれのロンチャリはパイレーツコインのOKA-Zからもらったんだよね。
トールバイクのおれたちのルーツは、ニューヨークスタイル。
DIYのパンクロックカルチャーに通づるモノがあって、
そこにお金のやりとりは発生しない。
自分で作るか、友達からもらうか。
これじゃなかなか広まらないなあ。。。
いまうちで自転車修理全般やっつけてくれてるヤマモテシや
オープン当初からうちに来てくださってるET師匠なんか
モロにトールバイクをみかけてくれたおかげで
店の中に入ってきてくれたわけでして。
まさに福を呼んでくれたおれのロンチャリ。
ただ、目立つ、ってだけでなく、乗っていておもしろいんだなこれが。
いままで味わったことのない目線の高さで、
脚がまったくつかない状態で漕ぐ。
走るのに技術がいる。とくにおれのは。バランスが悪いクルマだから。
乗りこなす楽しさがある。乗りこなしたあとの、自分のモノになった感がでかい。
それに、こんだけ街行く人々の視線を集められることっていうのは
いままでの人生の中で一度もないw。
小学校のころの学芸会とかのレベルじゃない。
週末の夜の新宿いけばわかるけどw。
いつもひとりでロンチャリ乗ってたわけだけど、
この楽しさをぜひいろんなヒトに知ってもらいたい。
ひとりで乗るよりふたり、ふたりより三人、三人より4人で乗ったほうが
楽しいに決まってる。
でも、どうしよう。おれは作れない。
おれのロンチャリはパイレーツコインのOKA-Zからもらったんだよね。
トールバイクのおれたちのルーツは、ニューヨークスタイル。
DIYのパンクロックカルチャーに通づるモノがあって、
そこにお金のやりとりは発生しない。
自分で作るか、友達からもらうか。
これじゃなかなか広まらないなあ。。。
CPWの近所に住む山田さんこと世紀末覇者ことPTA右翼のガスさん(右)。
オープン当初からCPWにちょいちょい遊びに来てくれてたガスさんと
ある日いっしょにいらしたのが八輪庵の澤崎さん(左)。
澤崎さんにお会いする以前からガスさんからザキさんの話は聞いていて、
腕のたついい職人さんだということは知っていた。
そんな氏も、CPWと同時期に八輪庵をオープンしたばっか。
おれも、右も左もわからん状態のまま店を始めたばっか。
そして、なんか、お互い気が合いそうな。
こりゃいっしょに世間の荒波から身を沈めることなく生き延びていくのに
お互い肩を寄せ合いながらやっていきませんか。
そうだ!ザキさん、トールバイク造れませんか?
「いや、できないことはないけれど。。。」
お!お!じゃ、トールバイク造ってもらえませんか!
うちでお客さまは神様からオーダーいただいたら
ザキさんぜひ造ってくだせえ!
「お、おう。。。」
まだおれのことを半信半疑な状態で、
それでいて、トールバイクという、まったく東京では新しい文化のチャリを作るということに
最初はもしかしたら抵抗を感じてらっしゃったのかもしれない
「ちょっとおれのロンチャリ、乗ってみてくだせえよ!」
「、、、いや。きょうはやめとく。。。」
を数回繰り返したのち、
「じゃあ、きょうは天気もいいし、いっちょ乗ってみるか!」
といって、ある日おれのトールに乗られたザキさん。
ちょろっと一回りされて、戻ってきたときのザキさんが忘れられない。
「これはなんだ!すごい楽しいしキモチイイ!
こんなの初めてだ!
おれは光を見た!これだ!」
オープン当初からCPWにちょいちょい遊びに来てくれてたガスさんと
ある日いっしょにいらしたのが八輪庵の澤崎さん(左)。
澤崎さんにお会いする以前からガスさんからザキさんの話は聞いていて、
腕のたついい職人さんだということは知っていた。
そんな氏も、CPWと同時期に八輪庵をオープンしたばっか。
おれも、右も左もわからん状態のまま店を始めたばっか。
そして、なんか、お互い気が合いそうな。
こりゃいっしょに世間の荒波から身を沈めることなく生き延びていくのに
お互い肩を寄せ合いながらやっていきませんか。
そうだ!ザキさん、トールバイク造れませんか?
「いや、できないことはないけれど。。。」
お!お!じゃ、トールバイク造ってもらえませんか!
うちでお客さまは神様からオーダーいただいたら
ザキさんぜひ造ってくだせえ!
「お、おう。。。」
まだおれのことを半信半疑な状態で、
それでいて、トールバイクという、まったく東京では新しい文化のチャリを作るということに
最初はもしかしたら抵抗を感じてらっしゃったのかもしれない
「ちょっとおれのロンチャリ、乗ってみてくだせえよ!」
「、、、いや。きょうはやめとく。。。」
を数回繰り返したのち、
「じゃあ、きょうは天気もいいし、いっちょ乗ってみるか!」
といって、ある日おれのトールに乗られたザキさん。
ちょろっと一回りされて、戻ってきたときのザキさんが忘れられない。
「これはなんだ!すごい楽しいしキモチイイ!
こんなの初めてだ!
おれは光を見た!これだ!」
おれもおれでギャルチャリ作ってたりしながら
のんびりとした日々を送り始める。
新しい仲間といえるような人たちと
店の前で過ごす日常。
おれはひとから、あーせいこーせいと指図されるのが
人一倍嫌う。
そんなおれだから、お客様は神様が自分のチャリやスケボーをイヂったりするときに
あーせいこーせい言うのはイヤだもんで、
「こーゆーのってどうですか?」と聞かれると、
「いいんじゃないですか!ブチこみやしょうぜ!!!(^^)」
としか答えないwww。
カスタムってもんは自分がやりたいようにやるからカスタムなんであって、
CPWはそんなお客様は神様の手助けをお金をいただきながらするだけ。
おれがわかることは教えられるし、逆にお客様は神様から教えてもらうことのほうが
多いかもしれんし。
ご自分でできないことはうちに来たらおれとヤマモテシがやるし、
おれらの手に負えないときはザキさんにお任せしております。
お散歩スケーツだったら、そこらへんのスケボー屋には負けないぐらいの
数と種類を扱いたいと常に思っております。
ワザなんかできないしする気もない。
ただ、カッコイイデッキに乗って、気持ちよく街中をクルーズしたい。
日々の通勤の足にしたい。
トモダチといっしょに緩やかな坂を下りたい。
ロングに乗って、でかい坂をボムりたい。
スケボーっていうのは、パークだけでやるもんじゃない。
ランプ行くだけじゃない。
トリックキメれたら楽しいかもしれんけど、それだけじゃない。
地上数センチのところを、空飛ぶ絨毯みたいな感覚で走る
このキモチヨサを、おれと同年代のおっさん連中にも知ってもらいたい。
いままで小さくて硬いウイールでゴリゴリ音をたてながら移動してた若いコたちに
デカいソフトウイールを履いたクルーザーデッキの快感を知ってもらいたい。
プッシュしなくてもスラロームでグリグリと加速していく感覚を知ってもらいたい。
そして、自分の子供といっしょに夕暮れ時の海辺のビーチロードを
スケボーでいっしょに滑るときのあの幸せなカンジを知ってもらいたい。
お金じゃ幸せは買えないけど、
スケボー買うと幸せな気分になるよw(^^)
こんなおれごときの愛して止まない自分の城。
CPW SKATE SHOP。
おひまなときでも通りかかったときでも欲しいモノがあるときでもなんでもけっこうですので
ぜひぜひ遊びに来てくださいw。
いつでもお待ちしておりやすw(^^)
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