2019-11-17

新しい趣味ができた2019秋

76615072_2429818307145040_3270761584682598400_n 76925182_2429818247145046_5847147478679289856_n L1024210
お気づきの方も多いかと思いますが、
最近キャンプ、というか、焚き火にハマっております。

いままでわし、趣味という趣味がなくて、
よくうちの奥さんにわしは趣味がないー、ってボヤいてたんだけど
「なにいってんのあんた趣味だらけやない。」
って言われてて。
たぶん単車とか写真のことを言ってるんであろう。
でもなー。おれ、単車が趣味とか写真が趣味とか一度も思ったことなくて。
屁をこくのと同じ感覚というか。単車乗るのも写真撮るのも。
あまりにも普通で自然すぎてて。
たしかに好きだけどね!
で、趣味、、、お散歩?路地裏散歩かな。2017年の4月の終わりから
始めたNFK場末ツアーズなんかは、たしかに趣味なのかもしれないけど
あれもあれでおれのライフワークというか、趣味といっていいのか。
そんなカンジ。

焚き火にハマるきっかけは、いつだったかな、
わしのペソコンがぶっこわれて修理に出してるとき
ヒマだもんでずっとYouTubeを店で見ることしかなく、
ぼんやりと、ヒロシちゃんねるのソロキャンプの焚き火を見てたら、
あああ、、、いいなあ~焚き火~。
っていうか、ん?あれ?わしがいままで知ってたキャンプのスタイルと
なんか違う。

キャンプって、最近知ったんだけど何種類かあって、
ひとりでやるソロキャンプ、
家族でやったり友達とやるファミリーキャンプやグループキャンプ、
最近流行りの手ぶらでキャンプするグランピング、
ってあるんだけど、
ヒロシがやってるのがソロキャンプ。
で、動画みてて、火を起こすのに火打石とか使ってたり、
なんか斧やナイフとかでそこらへんに落ちてる木の枝など
使って、生活用品を整えてるような、そんなのみて、
それがブッシュクラフトっていうらしい。
ブッシュクラフトとは、
WIKIにくわしく書いてあるので
興味のある方は読んでみてください。

立派なテントとか高級そうなランタンとかテーブルとか揃えて
オートキャンプ場で家族連れてワイヤワイヤやってるのも
楽しいのかもしれないけど、それなら家でいいかなわしは。
わざわざ家族で遠くまでいくんだったら
旅館に泊まって温泉とか入って、バイキング形式の夕食とか食べたいなあ派で。
でも、いつか家族で焚き火囲んでみたいなやっぱ。

で、そう、パソコンが修理から戻ってくる間、
ずっとカレの配信してる動画を見まくってた。
へえ、こうやって火を起こすんだー。
なるほど、焚火台っていうモノがあるんやねー。
ほうほう!ナイフね!ナイフ!スキだけど使う機会ってあんまり普段ないけど
キャンプでは必需品なんやね!
へえ。キャンプ用品のこと「ギア」って呼ぶのねー。
道具のひとつひとつが機能的で、なんか軍モノっぽいっつうか
ベトナム思い出すぜ。。。

YouTubeの中でヒロシですがやってるキャンプっていうか焚き火は
なんか、まわりにヒトがいない自然の中で
ひとりで自分の好きなことを好きなようにやってるのが伝わってきて
とても自由を感じた。
と、こんなカンジにいままで知らなかったことをたくさん知ることができた。

で、

おし。わしも焚き火デビューしよう!

と思った。
そのタイミングが、


69474058_10218276016628991_3608571774809145344_n
記念すべきこの日!
1週間ぐらいまえからワキワキが止まらなくなってたボキ!

L1000669
で、ついに焚き火デビュー!
ほらほら!これこれー!
焚き火台メーン!!!

L1000675 
鉈で薪割ったりー、

L1000686 
ナイフもゲットしたしー、

L1000687
L1003085
友達と焚き火を囲う楽しさを知ってしまった!!!

このときわし、ソロキャンプするぞー!と意気込み、
来る途中によったスーパーでは自分が食べたいモノだけを買い込み
みんながいる中、「ひとりで」焚き火する予定だったんだけど、
結果みんなで「わしの」焚き火を囲うことになるのはごく自然な流れであって
でもあれ?これ、ひとりじゃないじゃない!
今度こそ自然のなかでひとりぼっちでソロキャンプするぞ!

と意気込んでいったのが

L1000843
長野の山奥
最初、どっかキャンプ場でもいこうかな、
と思ってたんだけど、
なんか、たまたまいいカンジの林道があって、そこ入ってったら
なんかとてもいい場所を見つけた。
自分だけの場所を見つける、ってなんか、いいなと思った。
まわりに誰もいない。
知らないヒトんちのキッズが駆けまわったりしてない。
だれかに監視されてたりしない。
そんな、自分だけの秘密基地を作るっていうのは
男の子だったらスキに決まってるんだよね!
なんの音もしない。
聞こえてくるのはそばを流れる川の流れる音のみ。
ここや!ここで初めての「ソロキャンプ」をわしはするのじゃ!!!

L1010016 
地元のスーパーで食材を買い込み
調理。

L1010034 
焚き火のための燃料となる木の枝。
思ってる以上に消費が早い。
気を抜くとすぐに炭になり灰になっちゃうので
ノコギリ片手に頻繁に木の枝を取りにいかなきゃだった。

72238313_10156831601293668_477011570543558656_n
まわりにだれもいないなかひとりテントの中で就寝、と。
こんときうちの奥さんから電話で、
「クマー!クマが出るから早くそこから逃げてー!」
って!
おいおいおい。これから寝ようとしてるし、
荷物だって全部こんなに広げっぱなしやし、
あたりは真っ暗。月明りしかない。。。
そんなとこから移動しろって、、、ムリじゃろ!そんなん!
ただ、うちの奥さんにクマの恐怖を植え付けられたまま就寝。
そして寒さで寝たと思ったらすぐ起きちゃうし、
なかなかツラい環境だった。
あと、んー、やっぱ、なんだろ、
この焚き火の暖かさ、自分で焼いたステーキのおいしさ、
この自然のなかの気持ちよさ、
をだれかと分かち合いたかったなあ。
んー。
わし、ソロキャンプ、あんまし向いてないのかもしれん。次男だし。
自分で火をおこしたり、まあライターでだけんども、
調理したりするのはすごい好きだけど
その場にだれも友達がおらんっていうのは、はっきしいってつまらん。
ひとりだけの贅沢で自由な時間を満喫することはできたんだけど
やっぱわしは気の合う友達と焚き火を囲いたいんだな、
と認識した夜なのでした。
ひとりだったらただの野宿でいいや。
いつもやってるような道端の〇〇の〇〇で勝手に寝るような。


L1020199 
今年猛威を振るった台風19号が去った直後の多摩川河川敷を
わしはラビットで偵察してたんだけど、
そしたら、あれ?ここ、もしかしたら焚き火したらむっちゃいいとこじゃないか?
だれもいないしどこからも見られない。
うおお!!!
と思ってズビズビ連れてきた!

L1020225 
ふたりして焚き火の準備。
ババチが火を起こしてる間にわしは夕食の準備。

L1020233 L1020237
タナチャンネルを見て覚えた肉の焼き方!
ヒロシですはあんまりメシがうまくなさそうなのと
あのおっさん喰い方が汚いからタナチャンネルを知ったあと
あまり見なくなっちゃった。
ちゃんと下味つけたり、って前回のソロキャンプでは知らんかったんだけど
今度こそおいしくお肉を焼くぞ!
と意気込んで焼いてみた。
チーズもね!別の鉄板でね!溶かしてね!それをステーキの上にかけてね!
で、それをズババさんに振舞う。
いつもわしババッチにはお世話になってるのでここで恩返し的な
おもてなしをしたいなあと思って。
焚き火と料理でおもてなし、、、これ、いいな。
わしいつもいろんなヒトからいろんなものをいただいたりお世話になったり
するんやけど、なにも恩返しができたりしない。
遠くからわざわざうちに買い物しにきてくれたりうちらと遊びに来てくれる
友達になにか恩返しがしたいな。
そうだ。焚き火でや!


L1020569 L1020572 L1020577 
片道500キロ以上走ってうちに来てくれた
タロウくんとしんちゃん。

L1020591
わしらが関西にいくと必ず走りに付き合ってくれるこのふたりを
多摩川のうちらの秘密基地にお連れして
NFK連中でおもてなし!
みんなが楽しい。それが一番!
これこれー!これがしたかった。これがおれの理想郷なんだ。
わしがなにがしたいのか、だんだんはっきりしてきた。

たぶん知ってるヒトは多いと思うんだけど、
NFK不法集会やうちのナイトランみたいな
わし、非合法な集会が好みでして、
誰かに管理されている場所でお金を払ってルールの中で
なにかをやる、
っていう行為は、自分の趣味としてはないなあ。
でも、キャンプ場とかでものすごいロケーションのいい場所とかあると
ああ~!行ってみたいな~!って思うけど、
なんか、そのロケーションの中で焚き火するために
だれかにカネ払ってキャンプさせてもらってる、
みたいなのってどこか、こ、なんか、わしの中で負けたキガスル。

基本わしのこの焚き火遊びっていうのは
イージー☆ライダーごっこやマッドマックスごっこなので
単車で行くのが基本で、
クルマに荷物満載で行くんだったらもっと装備が充実するんだろうけど
単車でいく限界の挑戦というか。
箱とか積んでたらたぶんすごいなんかヤバいことできそうだけど
あのスタイルはおれじゃないのでやらんのですが。

e0129107_1104846 201584184137
わしのあこがれ。テリーザトランプ。
ソニーバージャーの本のなかでしか知らない方なんだけど
おれの中でアウトローバイカーとはこーゆーヒトなんだっていうのを
完全に作り上げた伝説のヒトだなあ。
バイカーはロン毛、っていうイメージを作り上げたヒトもこのヒト。
それまではワイルドワンみたいなリーゼントイコールバイカーだったんだけど。
そういえばおれの憧れのヘルズエンジェルス、
グレッグ親分だったりボンヂ先生だったり
みなはんロン毛で刺青まみれだな。
アウトローバイカーはやっぱコーデネート。
テリーザトランプは本のなかだと、
ランにでるときほぼほぼ荷物を持たずに疲れたらその場所で寝る、
っていうスタイルだったらしく
まだ19歳だったもとやん青年は、そのスタイルをマネるように、
でもおれは軍払下げの寝袋だけ単車に積んで
ラコニアに2年連続で参加したことあるんだけど
いま思うと、あの、93、94年がいまのわしの焚き火ブームの
ルーツだったのかもしれん。
ヘルズエンジェルスフォーエバーを見てると
森の中でみんなでキャンプしてるときに、木の根っこに寄っかかってるメンバーに
インタビュアーが「貴方の幸せとは?」って聞くと、
「なにが幸せかって?おれのブラザーが幸せそうなところを見てるのが
幸せだなあ」
ってあそこのシーンはなんかおれとても感動してココロに刺さってるなあ。
だもんで、ファッション的におれ、あんまり小奇麗な恰好とかに興味がなく、
あたまも床屋さんでビシっと決めたような七三分けとかも
メット被ったらおしまいじゃん的なのにも自分自身全く興味なく
だってそのキレイなお洋服も単車で1000キロも走ったら
ホコリとか排ガスまみれだし
そのキマったヘアスタイルもメット脱いだらペシャンコになっちゃうし。
焚き火もそうで、全身ハイブランドでキメたアウトドアお洋服を着てやろうとは
まったく思わないんで
単車乗ってきた格好のまんまやるのが極自然だな。
その恰好だったら泥の上だろうが砂の上だろうが
汚れてもまったく気にならんもんね。
ただひとつ、焚き火するときはCHROMEのJUGLE HAT被ってる。
あれでおれの中のアウトドアモードにスイッチ入れてる。

と、こんなカンジに今年の秋から見つけた趣味が
焚き火なのでした(^^)
友達と焚き火を囲んでうまい肉を食べるこの悦びは
たまらんですばい(^^)


0 件のコメント:

コメントを投稿